もうこのままでは生きていけない

37歳。女。主人は20歳年上。東洋の占い勉強中。

全然変わっとらん

好きな言葉は一気呵成、

嫌いな言葉は無知蒙昧、

わたくしでございます。

 

自分なりの言葉みたいなものは、

あればあるだけ邪魔になるのが、

この下流社会

定型句でもなく、追従でもなく、同意でもない。

そんな言葉は、即ち、批判であると短絡的に判断し、機嫌を悪くする人のなんと多いことか。

 

あのね、弁証法とかさ、あるやん?

私も詳しくは知らんけどね、

ていうか私が詳しく知っとることなんか、何にもないけどね、

全面的にイエスとか、全面的にノーとか、

よく言えたもんね。

 

そんな話は誰も求めてない。

 

そうですね、大変ですね、すごいですね、知りませんでした、ありがとうございます。

そうなん?よくあることじゃない?聞いたことあるわ、ほな帰ってちょうだい。

 

ありのままで生きようっていうけどさ、

相手の機嫌ばっかりみることないっていうけどさ、

相手が嫌な気分になるのを、分かってて、

それでも自分の思ったままに振る舞うことは出来ないわ。

よっぽど譲れないこと以外は。

そうすると毎日ちょっとずつ、ちょっとずつ、

譲っていくことになる。

それは毎日を圧迫する。

天引きの税金か?

 

誰も私の言葉は求めてない。

私の言葉は無い方がよい。

それは、私の思想が無い方がよい、と繋がっていく。

 

私が思想を失くせば失くすほど、

周りの人は居心地よく、嬉しいみたい。

 

私が何かを表明すると、

周りの人は戸惑ったり、ムッとしたり、淋しそうにしたりする。

 

あなたが私を肯定できないように、

私も全てを肯定してはあげられないの、

悪いけど。

 

私が私を求めるほど、

誰も私を求めてはいない。

結局のところ。

 

今日のごはん

鳥肉のトマト煮込み、アボカドとピーマンと人参のワカモレ風サラダ