晩酌
晩酌は心の潤い。
晩酌は心の栄養。
晩酌、それは、君が~見た光~♪
青雲は置いといて。
体調不良や勤務の関係上、三日間の禁酒を経ての晩酌。
このスーパーリラックス効果。
幸せの青い雲も見えるってもんよ。
アルコール依存症が話題の昨今、こんな論調で大丈夫なのか。
朝通勤の車の中から見る、田んぼ沿いの彼岸花の美しいこと。
赤い花がぼこん、ぼこんと、群れになって咲いている。
一つ一つがあんなにはっきりした花なのに、隣の花とぴっちり近くに咲いている。
もしや地下では繋がっているのかしら?
どうしてそんなに群れているのか。
ピンでもやっていける存在感があるのに。
狭いでしょう、肩がぶつかってるもん。
山手線なのか?
ああ通勤したくない。
職場ではおよそ10時間、10人余りの人に囲まれる。
多くの人に囲まれるとそれぞれの電磁波的なものを感じて落ち着かないんだよ。
ほんとは二人までが限界なのに。
たくさんの人がいると、波長がバラバラで気持ち悪い。
AMとFMとポップスとジャズと朗読と合唱がいっぺんに聞こえてくるみたいで。
やばくないか?
その内頭にアルミホイル巻きだしたらどうしよう?
5Gがうるさいんです!とか訴えだしたらどうしよう?
だめだだめだ。
晩酌で頭をゆるくしなくちゃ。
センサーを弱めて社会に順応しなくっちゃ。
明日も労働だから。