政治的な発言を含みます

こんなに燃えやすい時代に、政治的な発言と見せかけたただの自分語りをすることの

効率の悪さよ。

しかし森林火災のように燃えるなあ。

乾燥してるの？

一億総カサカサ時代なの？

三十代女性の通過儀礼ともいうべき結婚追い込み漁を、晴れて断念したわたくし。

まさに晴れて、という感触。

我が戦法に一片の悔いなし。

制限時間には間に合わなかったがベストは尽くしたと言えるでしょう。

というかその制限時間も自分で勝手に定めたものでして。

「……２０２０！」

という啓示的なものを、２年ほど前のある晩急に感じたもので。

どうなんだろうなあ。

数字の切りが良かっただけじゃないのかね。

しかしですね、私もそんなに明らかに追い込むほど野暮じゃありませんよ。

乱暴に捕れば魚に傷がつくではないですか。

ストレスがかかると味が落ちるんでしょ？

どうせどっかの養殖場ではブリとかにモーツァルト聴かせてんでしょ？

なんだかな、胎教にせよ養殖にせよモーツァルト一本槍だよね。

何よ赤ちゃんとブリを一緒にして！

いやいや一緒にしてるのは私ではないのよ。

どこぞのヒーリング好きの所業なのよ。

などとお得意の平行世界へのご案内で煙に巻きつつ、

まあ最終的にはあなたにお任せしますけども、

わたくしはオールレディであると。

舟足調整準備万端、スタートは正常ですと。

そのような姿勢を醸しておったわけです。

そして2020年も今まさに終わろうとしております。

今年中に、形のある結論は出なかったわけでありますが、

本年行った取り組みの数々は、この先何年も、

共通の記憶として二人の間を暖めることでありましょう。

これをもちましてわたくしの敗北宣言といたします。

大統領選挙出りゃよかったわ。

今日は運転をしながら宣言に余念がなかったのですけども（一人です）、

なんですか、眞子さまがお気持ちを表明してらしたじゃないですか。

心をね、心を守って生きていくのがこんなにも難しいとはね。

しかし眞子さまが辛抱しておられるのに、

はるかに自由のある一平民が辛抱できないものか。

いやあ反語使ったの久しぶりだな。

眞子さまが待つようにわたしも待ちましょう。