もうこのままでは生きていけない

37歳。女。主人は20歳年上。東洋の占い勉強中。

鬼の笑い待ち

ニューイヤーコンサート、楽しみですね!

嬉しいな~。

雪の中暖かい室内で中継を見るぞ~。

 

24日くらいから過去の映像を見続けて、今回はいつになく準備万端。

その中でも、こうもり序曲の聴き比べにはまりまして、

かれこれ一週間、頭の中がずっと喜劇。

いつもか。

 

職場は素敵なBGMとは無縁の、騒音だらけ。

比喩じゃなくて、本気の騒音。

ゴーーーッっていう絶え間ない空調の音。

ずっとトンネルの中にいるみたいです。

ここは中央道か?

 

そんな騒音の中、こうもりを脳内無限再生。

脳って便利やね。

再生装置が無くても、いつでも追体験可能。

 

気が付いたらタイムスリップ能力を一回限定で手に入れて、

でも10分間っていう縛りがあったので、

カルロスクライバーの来日公演の、

アンコールでやったこうもりだけ聴きに行ったの。

 

詰めかけた聴衆の熱気。

渦巻く三拍子。

もうすでに湧きあがった胸を、

さらに底から弾ませるアッチェレランド&クレッシェンド。

アッチェレランド&クレッシェンドっていいな。

コンビかな?カラオケスナックかな?喫茶かな?

「はーい、喫茶アッチェレランド&クレッシェンドです」

いかんこんな感動的な場面でなんで気が散るんや。

そしてバカ騒ぎのクライマックスへ。

 

私は大騒ぎのクライマックスにめっぽう弱い。

ニューイヤーコンサートラデツキー行進曲でも、

観客の万雷の手拍子ね?

みんなニコニコして、嬉しそうに手拍子して。

これが正月の仕事おさめ、ホルンが景気よく音を鳴らして。

ああ平和ってすてきやなあ。

みんな幸せそう。

誰も意地悪な事考えてない。

みんな嬉しそう。私も嬉しいなあ。

で、毎回初泣きとあいなるわけでございます。

 

でも2021は無観客開催でしょ?

どうなるんかなあ。

どんな演出かな?

 

あら。なんか見られてる。

なんやろ?

私は今透明人間になってタイムスリップを…

してないの。お客さんだよ。

「あっ、こんにちは~。いらっしゃいませ~」

何があっても私の頭の中は私のもの。