もうこのままでは生きていけない

37歳。女。主人は20歳年上。東洋の占い勉強中。

ドラマの記憶お焚き上げ

今週のお題「もう一度見たいドラマ」

 

きてるきてる。

今年最初の雪の華ですよ。

寄り添って眺めなきゃ。

溢れるほどじゃなくていいから幸せが欲しい。

例えが古いんだよ。

 

ドラマをリアルタイムで楽しめる人をけっこう羨ましく思う。

毎週、新しい物語を少しずつ楽しみに見ていける、

その安定性。

気分の大波にさらわれて、風呂で干からびたり、座椅子で岩になったりする人間には、

毎週決まったドラマを見ることさえ難しい。

 

わたくしのドラマ黄金期は小学生の時でしたな。

幼少期の記憶とはえらいもんで、何かの折にいまだに断片的にシーンがよみがえる。

 

①砂漠の中のどえらい真っ直ぐな道をスポーツカーが疾走していく。

映像はどんどん引きになっていく。

♪君~とぼ~くとの間に~永遠~は見えるのかな~

不倫のドラマのエンディングだったか?

 

②いよいよ大詰め、主人公の男女二人はフラフラと荒野をさまよっている。

倒れる女。男はビーフジャーキーを噛んで柔らかくして女に食べさせる。

なんじゃそりゃ。

 

③分厚ーい昔のパソコンで、メールで恋愛感情がつのっていく。

相手は「ハタさん」

♪ジャカジャーン、近づーくーほどーに遠ーくー

たぶんマイリトルラバー。

 

①は真っ直ぐな道を走る時、

②はコンビニなどでビーフジャーキーを見かけた時、

③はパソコンでメールを打つ時、

いちいち思い出してしまいます。

 

多分その記憶の引き出しバカになってるな。

滑りが良くってガラガラ開いてくる。

雪の華の引き出しもゆるい。

 

もっと開けなくちゃいけない引き出しがあるんではないか。

毎年同じ月には同じ話して。

12月「早いな~」1月「あっという間やな~」

2月「まだ先週正月済んだとこのような気ぃするわあ」

3月「ゆうとる間に今年も終わりやな」

不毛!

年中行事か?有職故実か?

まあ貴族やからな。

今シーズンはせいぜい本歌取りでもするか。