ドラマの記憶お焚き上げ
今週のお題「もう一度見たいドラマ」
きてるきてる。
今年最初の雪の華ですよ。
寄り添って眺めなきゃ。
溢れるほどじゃなくていいから幸せが欲しい。
例えが古いんだよ。
ドラマをリアルタイムで楽しめる人をけっこう羨ましく思う。
毎週、新しい物語を少しずつ楽しみに見ていける、
その安定性。
気分の大波にさらわれて、風呂で干からびたり、座椅子で岩になったりする人間には、
毎週決まったドラマを見ることさえ難しい。
わたくしのドラマ黄金期は小学生の時でしたな。
幼少期の記憶とはえらいもんで、何かの折にいまだに断片的にシーンがよみがえる。
①砂漠の中のどえらい真っ直ぐな道をスポーツカーが疾走していく。
映像はどんどん引きになっていく。
♪君~とぼ~くとの間に~永遠~は見えるのかな~
不倫のドラマのエンディングだったか?
②いよいよ大詰め、主人公の男女二人はフラフラと荒野をさまよっている。
倒れる女。男はビーフジャーキーを噛んで柔らかくして女に食べさせる。
なんじゃそりゃ。
③分厚ーい昔のパソコンで、メールで恋愛感情がつのっていく。
相手は「ハタさん」
♪ジャカジャーン、近づーくーほどーに遠ーくー
たぶんマイリトルラバー。
①は真っ直ぐな道を走る時、
②はコンビニなどでビーフジャーキーを見かけた時、
③はパソコンでメールを打つ時、
いちいち思い出してしまいます。
多分その記憶の引き出しバカになってるな。
滑りが良くってガラガラ開いてくる。
雪の華の引き出しもゆるい。
もっと開けなくちゃいけない引き出しがあるんではないか。
毎年同じ月には同じ話して。
12月「早いな~」1月「あっという間やな~」
2月「まだ先週正月済んだとこのような気ぃするわあ」
3月「ゆうとる間に今年も終わりやな」
不毛!
年中行事か?有職故実か?
まあ貴族やからな。
今シーズンはせいぜい本歌取りでもするか。