久しぶりの生コンサート3
はい。後半は心を入れ替えていこう。
隣の天保山を見習え。
いちいち心を乱されるんじゃない。
3曲目:フィガロの結婚序曲
このオペラ楽しそう。見たいな。
と自然に思う序曲力の発揮。
ラストに近いところで、新鮮な「ため」。
終わっても、指揮棒が下りない。あれ?
フィガロから、アタッカ?で突入。
へーー。
跳躍の音型の力強さ。
このメインの曲になった途端に、オーケストラの説得力が1段階目盛りが上がる。
各パートの確固たる意思。
聴こうとしなくても、どんどん飛び込んでくる。
素敵。こうじゃなくっちゃ。
第二ヴァイオリンやヴィオラの大事なフレーズが聴こえて、立体感がある。
指揮者の川瀬さんのジャンプは、テレビで拝見した通りのナイスタイミング。
なぜかトータルテンボスの大村をうっすら思い出してしまう。
後半はうねうねの動き頻発。
熱い。たぶんネチネチした人じゃないように感じるけどどうだろう?
ダイナミクスもはっきりしていて、生命感たっぷりのハフナー。
4楽章でティンパニがドカンと来る頃には、
暖房の暑さもあいまって、もう顔がアツアツ。
この暑さも…情熱のスペインの演出?
いよいよクライマックスのさらに大詰めのタイミングで、
コンサートマスターの方が急にぐぐっと大きく見えた。
そして一気に曲は終了。
あらー。いいものを見たー。
エネルギーを直に受けた。
アンコール:ドンジョバンニ序曲
アンコールまで聴けて、お得で、すごくよかったんですが、
暑くて頭が朦朧としていたので記憶がありません。
各種雑感
・チェロの美人&首席の組み合わせが眼福。
美人+どっしりした中年男性の組み合わせは世界の素晴らしさの水準を上げる。
首席のソロは素晴らしかった。
・チェロの女性のピンヒール率と、ヴィオラの女性のぺたんこパンプス率は、
演奏上の理由と関連があるのだろうか?
・どうも私は何か「立って」聴こえるのが好きみたいだけど、
それは中田敦彦のYouTube大学が好きな人と変わらないのじゃないか。
つまり、分かりやすいものしかわからないっていう。
しかしこんな素敵な演奏を聴いて2500円ってね。
デフレだよ。
あわよくばCDでも買えるかもと思って、お金を余分に持って行ったんですが、
感染対策かな?そのような場はなかったのですんなりと帰路に。
ホールから出て見る雪山の美しいこと。
家に帰ったら、猛烈にお腹が空いたので爆食いしたら、
猛烈に眠くなって2時間爆睡。
起きたら超スッキリ。
どうですか?サウナでしょ?