もうこのままでは生きていけない

37歳。女。主人は20歳年上。東洋の占い勉強中。

久しぶりの生コンサート

サウナも、コンサートも、自分のコンディションが大事。

こんばんは、いつもながら器の小さいわたくしです。

 

特に好きなものに対しては、一段と許容量が小さい。

プラスチック容器でいえば、ヤクルトです。

サウナも大好き、音楽も大好き。

それを楽しむ場に、他人が大量にいる。

場を共有しなくてはいけない。

他人はコントロールできない。

そういうわけで、ことさら自分のコンディションが大事。

 

行ってまいりました!名古屋フィルのいなべ公演。

昨年の、NHKの放送でのベートーベンも素敵だった。

記憶にも新しいこの組み合わせ。

指揮者の川瀬さんのお父様がいなべのご出身だとか。

テーマは情熱のスペイン。

 

久しぶりの生コンサート。

車で快適にホールへ。

初めてのホールを訪れるのは心楽しいもの。

しかしこんな田舎にまで全国津々浦々ホールがあるってね。

戦後日本の勢いに思いを馳せつつ、開場ぴったりに入場。

 

意外に足元の広い座席で快適。

いかんせん久しぶりなので、舞台上で練習していらっしゃる楽員の方や、置かれている楽器などを凝視してスタンバイ。

クラリネットファゴットオーボエと、皆さん同じフレーズをさらっている。

えーと、これは、1曲目の有名なやつだ。

 

観客は続々と入ってくる。

結構な入り具合。

奥様方っつうのは友達が多いね。

友達を見つけた時の手を振るスピードがみんな同じくらいだね。

結構な入り具合っていうか、私の周りはこれはぎゅうぎゅうじゃんか。

うーん。

ぎゅうぎゅうだけど、隣りの人も、前の人も、

単独行動の男性だからローリスクフラグ。

 

ちなみに私が思うハイリスクフラグは、

・大勢で来ている人(そんなに好きじゃない人も混じっている)

・後期高齢女性(ガサガサ音がするもの持ちがち)

・おおらかそうな人、ガサツそうな人(自然と立てる物音が大きい)

勝手なこと言ってすみません。

ただの小心者の戯言です。

 

その点、今日前に座った人は、素早い足取り、

コートを脱ぐタイミングの迷いの無さ。

開演前の舞台を注視する目。

これはこれは。セミプロやん。

セミプロは鞄の中から、見たこともないウォークマンの仲間みたいなものを取り出し、

さっとイヤホンを装着して何かを聴き始めた。

今からコンサートやのに、この隙間時間も聴くんやなあ。

ほ~、と思っていると、

小っちゃいiPhoneを取り出し、舞台上をチラチラと確認しながら、

どこかへラインでなにやら報告している。

もしや乗り番の…確認とか…?

開演のブザーが鳴ると、迷いなくiPhoneの電源を切り、

謎のデバイスの電源を切り、代わりに取り出したのは双眼鏡。

セミプロや…。

私の左隣に座った人は、天保山のようなサイズ感で、

一回座ったら微動だにしない。

運よく端の席だったので、右側は通路。

前はセミプロ、左は天保山

期待大。